ミス・ワールド・ジャパン2014ファイナリスト武村佳奈さんの大学休学2年目から見える世界

ミス・ワールド・ジャパン2014ファイナリスト武村佳奈さんの大学休学2年目から見える世界

Share on Facebook531Share on Google+0Tweet about this on Twitter

 
大阪教育大学教育学部学校教育教員養成課程社会科教育専攻 休学中(奈良県出身)
ミス・ワールド・ジャパン2014ファイナリスト
武村佳奈(たけむら・かな)

 
【活動内容】
1995年2月27日生まれ。奈良県天理市出身。大阪教育大学教育学部学校教育教員養成課程社会科教育専攻。大学2年次まで終え、現在休学2年目。国際支援を行いながら、声優、ミス・ワールド・ジャパンのファイナリストなど様々な活動を行っている。ネパールの人身売買の自立支援を行うFor Girl’s Happinessの立ち上げに参画、特定非営利活動法人 オックスファム・ジャパンでインターンを行ったのちに、現在株式会社Ridiloverでインターンをしながら、社会課題に対して無関心の人を無くすための方法を模索中。ミス・インターナショナル2017日本大会ファイナリスト選出。
 
 

モヤモヤが行動の原動力

――現在、武村さんはどのような活動をされているのですか?
 
今は、大学休学2年目で「社会の無関心を打破する」をコンセプトに掲げている株式会社Ridilove(リディラバ)でインターンをしています。と同時に、ネパールの人身売買の自立支援を行うFor Girl’s Happinessの活動、さらに2014年にファイナリストになったミス・ワールド・ジャパンに今年もチャレンジしました。また、先日ミス・インターナショナル2017日本大会ファイナリストに選出して頂きました。
 
 
――様々な活動をされていますね。その中にも「社会課題の解決」が軸にあると思うのですが、武村さん自身、社会課題を考えるきっかけになった出来事は何かあったのですか?
 
高校時代はバスケットボールに熱中していたために、特に社会問題なんて考えることもありませんでした。しかし、大学受験の2次試験で小論文が必要で、その時色々な本を読んでみたんです。その中の1つに国際支援の本があり、「こんな世界があるんだ」と衝撃を受けました。当時高校生だった私は、日本の社会がどうなっているのか、どうしたいのか全く考えていなかったんです。私の周りもそうだったと思います。これまでテレビや新聞で見て、世界で起こる貧困や教育格差などはなんとなく知っているつもりでした。しかしこの時初めて、学校に行きたくてもいけない子ども達と、某塾でその本を読んでいる私とのギャップを感じて「このままでいけない。何かできることをしたい!」と、その当時調べて知った恵まれていない人々の支援や課題解決をできればいいなと考え、大学入学後にフィリピンでボランティアを兼ねた国際交流などを行う学生団体MERRYに入りました。
 
 
――その学生団体MERRYで、2年次には代表まで務めたとお聞きしていますが、その活動をやられてみて何か得ること、考えたことなどはありましたか?
 
様々なことを勉強することができました。しかし、この団体はボランティアとは言いつつ、どちらかというと”国際交流”、異なる文化や習慣を持つ人との共同生活の中でお互いを尊重し合うということを大切にする団体でした。このMERRYの活動をしている中で、「解決したい問題」と「当時の私の行動」のギャップに悩みました。悩みながらも、自分自身は「もっと直接支援をしていきたい」と強く考えていたため、MERRYの活動をしながらネパールの学校建設を目標にする団体の立ち上げに参画し、当時の私なりに直接支援できる方法を考え、行動に移していました。
 
 
――同じタイミング(2年生の夏)で、ミス・ワールド・ジャパン2014にチャレンジし、ファイナリストに選出されていますが、これはなぜ参加されたのですか?
 
ある時、ネパールの学校建設のために募金活動をしていて、「私の届けられる声」には限界があると感じたのです。当時の私1人の声って、本当に数人にしか届かないんです。いくら大きな声を出したところで、一本道路を挟んだ向こう側の人にはどうやっても届かない、たかが知れている。だから、もっと私の声を多くの人に届けたいなって考えました。ミスワールドは、「目的のある美」をスローガンに掲げた世界3大ミスコンテストの中でも最も歴史が長いコンテストです。国際貢献・女性の尊厳・地位向上にも力を入れているため、この場に出て多くの人に私の声を届けたいと思いました。実はミス・ワールド・ジャパンだけではなく、声優活動も少ししていました。これも同じような理由があったからです。
 
ミス・ワールド・ジャパン2014ファイナリスト武村佳奈さんの大学休学2年目から見える世界
 

周りの環境で、自分の当たり前レベルを変える

――大学初めの2年間、第三者として話を聞きながらとても充実していたように感じたのですが、その後休学されていらっしゃるようですね。休学をされようと思ったきっかけは何だったのでしょうか?
 
もちろん全員とは言いませんが、教育学部って変化を求めない人が多いと思うんです。そのため、ネパールへの学校建設の団体も自分たちで完結してしまう内容になってしまいました。しかし、それを変えるほどのリーダーシップが私にあったかというと、当時ありませんでした。「もっと課題解決のために動きたい、でも私はそれができていない・・・」このモヤモヤを解決したいなって。そのため大学内ではなく外部の色々な方に会っていきました。すると、変な友達が増えたんです(笑)変な友達というのは、悪い意味ではなくて、自分のやりたいこと、貫きたいことのためには手段を選ばないし、周りの目も気にしないという意味です。私の大学にはあまりいないタイプの人たちばかりだったので、変な友達だなと思っていました。しかし、彼らのおかげで私自身意識改革できたと思います。「目的意識を持って圧倒的に行動すること」、「やりたいことのためには社会が敷いたレールは気にしないこと」は当たり前なのかもしれないって。この頃から私も休学を考え始めました。この休学を考え始めた時は、正直に話すと具体的にしたいことが決まっていたわけではありませんでした。
 
 
――そうだったのですね。休学する理由がはっきりし、絶対休学しようと思えた瞬間は大学2年生の頃にあったのですか?それとも、休学してからやることを見つけようという感じだったのでしょうか?
 
あるプログラムに参加し、休学の理由がはっきりしました。知り合いの中のある方が、世界的有名な国際支援のNGOであるOXFAMのCHANGEというリーダーシッププログラムを紹介してくれ、参加することにしたのです。本当に良いプログラムで、私にとってとても大きなインパクトがありました。一番良かったことは、全国に優秀な仲間が増えたことです。青森から沖縄までプログラムの卒業生を含め計300人と一気に繋がりました。CHANGE参加前にあるネパールの団体と教育プログラムを行う話が出ており、さらに全国に散らばる仲間と出会ったことでさらに自信がつき、そのプログラムを成功させようと思えたのです。休学の理由もはっきりし、いざ休学へ。しかし、このネパールの教育プログラムの話は無くなってしまったのです。ちょうど、休学した直後にネパールで大地震が起こってしまい、教育プログラム云々ではなくなってしまったのです。しかし、既に休学してしまった、どうしようか悩んでいるときにCHANGEを運営していたオックスファムに相談したところ、オックスファムのインターンを紹介され、コミュニティーエンゲージメント部門で働き始めました。さらに、何かしらネパールに関わりたいと思っていたので学生団体でお世話になっていたISSC(国際学校建設支援協会)というNPOの代表に相談したことがきっかけで、6月からネパールの人身売買の自立支援を行うFor Girl’s Happinessの立ち上げに携わり、現在も活動しています。
 
 
――オックスファムで約1年間インターンをされていたそうですが、一番得たことは何んですか?
 
インターンをして、一番得たことは、人脈だと思っています。様々なNPOの方や企業の方と出会い、本当に視野が広がりました。同時に、問題解決の目的は同じなのにそれぞれの間でギャップがあるなと感じていました。特に企業とNPOの間で結構ギャップがあると思っていて。でも、2つはそれぞれ役割があります。NPOは現地を中心として活動していたり、リアルな声を届けることができますし、一方企業はその問題解決を実現できるだけの資金を持っています。そこで、約1年間オックスファムでNPO的な立場から学べたので、今度は企業の立場で学んでみたいと思い、リディラバでインターンをさせて頂いています。リディラバを選んだのは、想いに一番共感できたからです。「社会の無関心を打破する」という想いに。私もオックスファムのインターンをやりながら、特定の社会問題を解決したいというより、社会問題に関心のない人に少しでもその問題を知ってもらいたいという想いが強かったのです。そのため、リディラバは私のビジョンと重なっていて、毎日本当に充実しています。
 
ミス・ワールド・ジャパン2014ファイナリスト武村佳奈さんの大学休学2年目から見える世界
 

迷うことは、やりたい気持ちがある。だったらやればいい

――1年オックスファムでインターンをするのに休学をし、上京してきて、さらにもう1年休学してリディラバへ。普通の人ではできないと思うのですが、怖い想いはなかったのですか?
 
もちろんどうしようか悩みました。当然怖かったです。2年間も休学するなんて。でも冷静に考えてみて、大丈夫かなって(笑)ミクロで考えたら怖いわけですよ、同じ代で入った周りの友達は卒業しているわけですし。でも長期的な、マクロで考えた時に、おそらく今の時期って「良い期間だった」って将来思えると感じたんですね。迷うぐらいならば、やりたい気持ちが心の中にあるわけだから、やってしまおう。そんなノリで2年目も休学し、リディラバでインターンをすることに決めました。
 
 
――最後に同じ学生に何かアドバイスはありますか?
 
先ほども言いましたが、「迷ったらやってしまえ」ということです!私も怖いことはたくさんありますが、特に学生の時は失敗してもそれほど失うものはないと思いますし。どんどんやって、充実した学生生活になればいいですよね!私も毎日挑戦中です。
 
 

 

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

Twitter でPotSpotをフォローしよう!

Share on Facebook531Share on Google+0Tweet about this on Twitter

人気ランキング