【家電が世界一汚染された街を作る】あなた​が使っていた家電の意外な行方

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新しいTVを買った
新しいスマホを買った

私達の生活に欠かせない家電製品、電子機器。

捨てた家電製品、電子機器は、

どこで、どうなっているのか知っていますか?
私たちが知るべき現実がそこにはあります。

その行方を、追いましょう。

 

捨てた家電は海を渡る

 

海

 

海を渡って行き着く先は、美しい湿地に囲まれてた国、ガーナ。
その中にあるアグボグブロシーという街です。

その街は今、先進国で廃棄された家電製品、電子廃棄物で埋め尽くされています。
ここは、電子機器の不法投棄の量が世界一なのです。
見渡す限りに電子機器。その広さ、東京ドーム32個分。

アグボグブロシーは、電子廃棄物の墓場と呼ばれるようになりました。

なぜこの国に電子廃棄物が集まるのか。

ごみが増え始めたのは、1991年ごろのこと。

毎月、6500トンの中古電子機器がガーナに届きます。なかには、日本人がリサイクルされると思っていたものも混ざっています。

しかし、再利用不可能の状態で輸入されるものが89%。

使用できる中古の商品の多くも、2,3年で使い物にならなくなります。

 

国際法で禁止されている電子廃棄物の国を超えた処分を、犯罪を起こしてまでガーナに輸出されている理由、それはお金です。

たとえば、国内で安全面にも気を使って処理すると、パソコン1台に付き約2000円かかります。

対して、発展途上国の輸入業者は、1台1500円で買い取ってくれす。

仲介リサイクル業者にとって、3500円の利益が出るため、際限なく取引が行われてしまうのです。

 

その街に住む少年たち

 

こども
http://blog.nakatanigo.net/lite/article/50822995/image/1452200

 

廃棄物を求め、貧しい人たちが集まるようになりました。

家族を養うために、わざわざこの町に来て働いているのです。

一体、何が行われているのか。

 

少年たちは、再利用不可能の電子機器を買います。

買った電子機器を解体し、再利用可能な金属と中にあるケーブルを取り出します。

そして、ケーブルを燃やし、中にある銅などを抽出するのです。

燃やし終わったら、美しかった湿地帯の水に、その塊を浸けて冷やします。

そうして得たわずかな金属を売ってお金を作るのです。

生活のため、多くの人たちが毎日ケーブルを燃やし続けます。

ケーブルを燃やす行為は、有毒ガスを発生させます。

また、冷やすために使った水は、生活の水源の川にも流れます。

ケーブルを燃やすこともできない小さな子供たちは、磁石を使って金属を探します。汚染された土壌を1日触り続けて、収入は100円未満です。

 

毎日煙を吸い続け、汚染された土壌を触り続けている少年たち。

現地の医師の調査によると、彼らの血液から高濃度の鉛が検出されたこともわかっています。

また、1番の問題といわれているのが水銀です。

日本では、1950年代に日本で見られた水俣病が、水銀の被害です。アグボグブロシーにも、そうなる可能性が十分にあるといわれているのです。

 

実は、アグボグブロシーは、ガーナの都市の中心にあります。周りには、商業施設や市場が多くあり、とれた魚や、そこで育てられた家畜たちが人々の口に運ばれているのです。

アグボグブロシーの汚染は、そこにとどまらないのです。

 

少年たちが売った金属の行方

 

少年たちは、自分の行為が環境を汚染してることも、自分たちの体を蝕んでいることも知りません。

では、その少年たちが命を削って手に入れた金属はどうなるのか。

 

ガーナでは消費されません。

また、ヨーロッパや日本を中心に輸出されているのです。

電子機器の廃棄物は増え続けています。日本は、その主な排出国の一つです。

 

どうでしたか?

あなたが思っている通りの結末でしたか?

あなたがリサイクル料を払って捨てた家電は、もしかしたら今ガーナにあるかもしれません。

 

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