【馳浩文部科学大臣インタビュー】大臣から学生へのメッセージ

【馳浩文部科学大臣インタビュー】大臣から学生へのメッセージ

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文部科学大臣 教育再生担当大臣

馳浩(はせ・ひろし)

 

【プロフィール】
星稜高校入学後アマチュアレスリングを始め高校三年で国体優勝。専修大学ではレスリング部の主将を務める傍ら教員免許取得。1984年3月専修大学卒業後、母校星稜高校で国語科教員として教鞭を執る。1984年ロス五輪アマレス・グレコローマン90kg級で出場、その時の経験から『勝つためだけでなく、人に感動を与えるためにスポーツをしたい』と翌年1985年、長州力率いるジャパンプロレスの門を叩きプロレスラーに転身。その後新日本プロレスの中心選手として、また若手のコーチ、選手と会社を繋ぐパイプ役として活躍。
1995年7月第17回参議院議員通常選挙石川県選挙区より自民党の推薦を受け出馬、現職候補との激しい選挙戦の末、初当選。後に自民党入党し、現在に至る。
 
 
 
文部科学大臣は私たち学生・若者に何を期待し、どのようなことを考えているのか。今回インタビューのアポイントを取ったところ、快くインタビューを受けて下さった。馳大臣の学生・若者への想いに迫りたい。
 
 

問題意識を持て

【馳浩文部科学大臣インタビュー】大臣から学生へのメッセージ

 

―― 日本の大学生、若者がどのような大人になって欲しいと大臣はお考えですか?

 

常に社会に対して警鐘を鳴らし続ける存在になって欲しいと思っています。大学生であるならば、せっかく大学という高等教育の場、教育と研究をできる場にいるので、自分の専門分野で1本や2本論文を書けるようになって下さい。しっかり専門的な教養を身につけるべきです。それは理工系だけではなく、人文系もです。すると、様々な問題意識が出てくると思います。この問題意識を持つことが大切です。また、是非色々な分野の学習をしてみて下さい。そうすると、よりクリエイティブになります。本を読んだり、人に会って話を聞いたり、リサーチをしてみたり・・・。このような作業が大切です。
高等教育という場所は、自らで主体的に問題意識を持ち、情報を共有し、実態・実情を踏まえて新たな提言や価値を創り出していく場です。この環境をしっかり活かして、社会を引っ張る頼もしい存在になって欲しいと考えています。

 

―― 私の出身地である沖縄では、貧困が問題になっています。そのため夢をすぐに諦めてしまう人が多い。私はこの問題を解決したいと思っています。

 

素晴らしいですね。確かに貧困問題はしっかり政府が取り組まなければならない問題です。実際私も沖縄の貧困問題を解決するために、学童保育の改善に着手したことがありました。一般的に学童保育は、月5,000円です。しかし、沖縄は民間が運営しているところが多く、平均月12,000円になっています。アメリカのシステムがそのようになっていたためです。子供を育てるのにお金がかかるため、両親が共働きになる、家に帰っても親がいない、そのため悪いことをしてしまう子供が多いんですね。実際沖縄の犯罪率やその再犯率は高いんです。これは解決していかなければなりません。しかし、その中でもちゃんとやっている子はちゃんとやっているということも事実です。そのきっかけは何だったのか?その時の国のシステムだったり、手を差し伸べてくれた大人、支えてくれるNPOや企業がきっかけを与えています。

 

―― チャンスはあるのに、それを知らない方も多い気がします。

 

そうですね。そのきっかけというのは、情報を集めなければ当然わかりません。今まではそのような情報を手に入れることは大変でしたが、今はスマホの時代です。わからなければ、知りたければ、スマホで検索すればいい。いくらでも情報は出てきます。そのような情報を有効活用しましょう。しかし、同時に疑うことも大切です。言葉を変えれば、情報リテラシーを高めることです。残念ながら悪質なサイトは存在します。得た情報を自分で考えることがとても大切です。

 

――以前、日本の若者は世界で一番挑戦しない若者だという趣旨の記事を読んだのですが、馳大臣はどのようにお考えですか?

 

思うことは、2点です。1つ目は、決めつけだということ。2つ目は、チャンスはあるし、挑戦している人も多くいるということ。一歩を踏み出してみれば、日本でもあらゆるところにチャンスはあります。例えば、海外に行かなくても、異文化交流をすることだってできます。そんなの検索すればすぐに出てきますよ。

 

 

やりたいことはどう見つける?

【馳浩文部科学大臣インタビュー】大臣から学生へのメッセージ

 

―― 私はスポーツをやるために大学に入ったため、特殊なのかもしれませんが、周りには「何をすればいいのかわからない」、「やりたいことがない」という若者が多いです。馳大臣はどのようにお考えですか?また彼らに何かアドバイスはありますか?

 

難しく考え過ぎですよ。面白いと思ったことをやればいいじゃないですか。学生のうちなんて面白いや楽しいと思える事、山ほどありませんか?

 

――山ほどあります(笑)

 

もしそのワクワクがなければ、図書館に行って本を読んでみたり、人に会って話を聞いてみたりすればいい。特に私は本を読む事をオススメします。電子書籍もいいですが、私はあえて自分の足で本がある場所に行ってみることがいいのではと思っています。自分で背表紙を見ながら本を取り、パラパラと読んでみて、読みたいと思ったらじっくり読む。どんな人でも、ワクワクするような本に1冊は出会えるでしょう。このように様々なことに関心を持っていれば、自然とワクワクしてきてやりたいことやするべきことが見えてくると思います。
あと、書くことも大切です。毎日ノートに1ページ日記をつけていますか?今の時代、ブログでもいいでしょう。今日何を考えたか、明日どうしたいのか。このように振り返る時間、自分と向き合い、考える時間が大切です。

 

――馳大臣は学生時代はどうでしたか?

 

レスリング部に入っていましたが、よく本を読んでいました。体育寮よりも図書館にいましたね。学生には、もっと学校の図書館を有効活用して欲しいと思っています。そして、インプットしたら自分なりに考えてアウトプットして欲しいです。

 

――これからの社会で必要なスキルについて大臣はどのようにお考えですか。

 

もちろん色々ありますが、コミュニケーション能力は必要です。しっかり聞こうとする姿勢、相手に話をさせようという姿勢、そしてこの人と話をしても意味がないと思わせない姿勢。これらは大切ですね。あとは語学力。コミュニケーション英語はしっかり身につけておくべきです。

 

 

しっかり考え、覚悟を決めろ

 
――最後に一言お願い致します。

 

若者や学生は特に自問自答、考えることが大切です。何のために勉強するのか、何のために働くのか、何のために結婚するのか、何のために子供を産むのか・・・。しっかり考えて欲しい。そして人間はどこかで必ず覚悟を決めなければなりません。そのためにはリサーチが必要です。しっかり考え、エビデンスを集め、覚悟を決める。一歩を踏み出しましょう。

 
 
 

馳大臣、お忙しいところ本当にありがとうございました。

 

 

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