みるボックスタッチとは
スマートフォンだけで誰でも簡単に本格的なVR(バーチャルリアリティ)を楽しむことが出来る画期的なアイテム。明治大学総合数理学部先端メディアサイエンス学科の宮下芳明(みやしたほうめい)教授と理工学部の加藤邦拓(くにひろ)助手が、株式会社WHITE、サンメッセ株式会社との共同開発により、Milbox Touchの独自開発に成功した。みるボックスタッチの価格は2500円(税抜)と、どんな人でも手軽に買える値段であり、とっつきやすい商品である。
史上初のタッチインターフェース
「ExtentionSticker」とよばれる技術の発展版となる「Touch User Interfacde Module」が、この製品のキーとなる。導電性インクを用いて、身体の静電気をスマートフォンに間接的に伝えることができる。
使用者はスマートフォンに直接触れずに、みるボックスタッチの側面にある縞模様シールをタッチするだけでスマートフォンを動かす事が出来る。側面のタッチパネルは飛行機のエンジンのように、中心の円から放射状に線が伸びているように見える。
タッチパネルの触り方も複数ある。
円にそって指をまわすやり方(Scroll)
円の外周一方向に指を滑らせるやり方(Swipe)
一点だけを叩くやり方(Tap)
それぞれの触り方でスマートフォンの反応が変わってくる。直観的な操作性なので、老若男女誰でも使うことができそうだ。
みるボックスに対応したアプリも登場
みるボックスの面白さを存分に発揮できるアプリも紹介されている。
“MilboxTouch ver. VR PAC-MAN”
あの懐かしの名作が、最新技術VRによって息を吹き返した。
身体を360°回転させながら、側面のシールを指で操作することでパックマンを進めていく。
もちろん、みるボックスタッチ無しでも操作可能だ。
VR化されたパックマンの世界は、三人称視点となっており、背後が見えないため原作に比べてより一層スリルを味わうことが出来るようだ。
また、原作では進むスピードは一定だが、VR PAC-MANでは側面のタッチパネルを回転させる速度に応じてパックマンが動き出す。
関連記事
最新情報をお届けします
Twitter でPotSpotをフォローしよう!
Follow @potspot_jp